の最近のブログ記事

(twitter の tweet をまとめたものなので、1 パラグラフは 140 文字以内になっている)

行きのフライトはほぼ最初から最後まで雲の中。巡航中も頭上に雲があるような状態でまったく景色を楽しめなかった。自分にとって機内からの景色が旅行目的の大きな部分を占めているので本当に残念。

羽田から福岡まで 2 時間弱と、国内線にしてはそこそこ長めのフライト。帰りは 1 時間半なので、やっぱり偏西風の影響を受けるのだろうか。

初日の昼飯は宿の向かいのナンバーワン祇園店でラーメン。http://bit.ly/d8QeTB 白濁クリーミーな豚骨スープ。意外とあっさりしてて穏やか。妻は少しにおいが感じられて苦手とのことだが、僕はおいしいと思う。

その後西鉄に乗って太宰府天満宮へ。雨が降ったりやんだり。おみくじをひくといつも通り大吉。その後宿に戻って寝不足なので仮眠。

太宰府天満宮では、ほぼ 50mm の標準画角では建物全体をおさめたりするのが難しいと強く実感。でもこれも勉強なのでしばらく 35mm F1.8G で修行! あと、雨の日一眼レフを使うのは、傘を持ちながらもつらいし、濡れないようにするにも気をつかうし。でもレンズは圧倒的に明るい!

夜は華味鳥祇園店で水炊き。tabelog などで見るとお手頃価格の割にうまいとの評判だったが、都内にある、コースが 6, 7 千円する店より全然おいしい。特に鍋から引き上げても鶏の味が濃いのがいい。最後のデザートまでうまかった。おすすめ。http://bit.ly/a6LToh

この店は太宰府天満宮の空き時間で iPhone で tabelog を見てて、その場で予約。自分から見える範囲では満席だったので予約がおすすめ。そういえば、電話したらその場でコースを選んで欲しいと言われた。そうじゃないと料理が出てくるまで時間がかかるとか。

2 日目の朝は宿で。宿はドーミーイン博多祇園。 http://bit.ly/aEKUuG 温泉があるので選択。女子じゃないので細かく論評しないけどビジネスホテルのレベルでは最高ランクかと。朝食は残念ながらホテルネッツ函館の勝ち。

そう、ケータイが防水モデルなので、温泉につかりながら怪盗ロワイヤルやってた。極楽。

午前中は散歩。雨はやんでる。キャナルシティの脇を通って、柳橋市場を見学して、薬院、赤坂を通って長浜まで。個人的に、市場がある街に行ったら必ず見に行く。長浜の卸売市場は一般者は入場不可とのこと。

昼は長浜の元祖長浜屋でラーメン。こっちはあんまりクリーミーではなくて、表面に熱い脂が多めに浮いている。確かに都内で見る九州豚骨ラーメンと全然別物。替え玉したらあまりのボリュームに腹が苦しい。替え玉後はテーブル上のヤカンに入っている醤油ダレを追加。入れすぎに注意。換肉もしてみた。

お店は古い食堂のような雰囲気で、相席がデフォルト。地元のお客さんが多くて、お茶など勝手がわからないでいたら教えてくれたり、紅ショウガやゴマを回してくれたり親切。不思議とほっとする空間。

ナンバーワンにしろ元祖長浜屋にしろ、東京の豚骨ラーメン屋のがっつり濃いイメージと違うから、都内でそのままやってもあんまり流行らない感じがする。でもこっちの方が穏やかで、ふだんから食べるにはいいような。都内の豚骨ラーメンに関するイメージが偏っているということか。

午後はキャナルシティで涼宮ハルヒの消失を見る。キャナルシティは外観も下世話だし、中の構造や案内もわかりづらく、映画館まで移動するのに苦労した。バブル期の産物かと思ったら 1996 年オープンとのこと。そういえば近くにドーミーイン 2 号館の建設予定地があった。

夕食は牛もつ鍋川端。tabelog ではなぜか「福岡 x もつ鍋」検索では出てこず、「福岡 x 牛もつ鍋」で出てくる。 http://bit.ly/9Fj6y4 予約なしでぎりぎり入れた。

鍋は厨房である程度煮てから出てくるので、すぐ食べていいと言われる。なんかアンチクライマックス。醤油ベースでニンニクがたくさん入ったスープ。東京で食べるより明らかに安いが、味は予想通りで驚きはなし。

宿のテレビでルパン三世の新作を見て、小腹が空いたので付近の飲み屋や屋台を見てみるが、これという店を見つけられず、宿近くのうま馬というチェーン店らしき店へ。日本酒はうまいが、肝心のひとくち餃子は今ひとつ... http://bit.ly/c64x5w

最終日は天神をほっつき歩いてみるかと思うが、意外と駅周辺はビルだらけであまりそそられず。地下鉄空港線天神駅と七隈線天神南駅はなんであんなに離れているんだろう。この日も雨は降ったりやんだり。

福岡市交通局のサイトに駅間が離れている理由の説明があった。 http://bit.ly/b0HWLt

けっきょく渡辺通駅までひと駅地下鉄で移動して、柳橋食堂で昼食。デラックス海鮮丼のウニが最高にうまかった。ウニとイクラの下にも魚のヅケがびっしり。これならイクラは余計かもと思うくらい。トラフグ刺しも 1,000 円とお得。

最後は空港線で福岡空港まで。天神から 11 分で空港に着けるとは、なんてすてきなんだ! 帰りは四国あたりから静岡まで景色も楽しめて満足。 http://bit.ly/ad3ifj

仕事で北京に行ってきた。以前、中国出身の同僚にエジプトの話をしたら「中国も似たようなもんです」と言われ、多少警戒していたんだけど案外悪くなかった。というかけっこう好きになった。

とはいえ、観光じゃないものの観光でいったらパッケージツアーのような動き方をしていたので、そのへんは差し引く必要あるかも。

SDIM1317

* 料理うまい。おおかたきれいめのおいしい店に連れて行ってもらって食べたというのもあるが、中関村 (日本の昔の秋葉原のような電気街) の電器屋ビルの上にある庶民的なフードコートで食べてもおいしかった (上の写真はそのフードコート内のもの) 。ここでは写真の辛い炒め物のほかに、羊の肉と内臓と春雨が入った辛くてくさい鍋を食べたけど、匂いにさえなれちゃうとやみつきになる味だった (他の同行者は苦手そうだったけど)。

全体的に日本で食べる中華料理より味がくっきりしていて、複雑さもあっておいしい。日本のはやっぱり日本人に合わせて手加減している感じ。日本でもあの、芯の強い中華料理が食べたい。戻ってきてからつくづくそう思う。

鶏なんかぶつ切りにしてそのまま調理してて、小骨が入ってて食べにくいんだけど、でもおいしいんだよな...

* お茶がうまい。反面コーヒーがまるでダメ。そこそこのホテルで飲んでもコーヒーは (僕の味覚で判断する限り) インスタントコーヒー。きちんとドリップしたコーヒーが出てこない。エアチャイナ機内のコーヒーも同様。

で、今日で仕事は最後という日に鉄観音を飲んでみたら、これがおいしい。大きめのグラスに茶葉を入れてお湯を注ぐだけ。最初は茶葉が上の方まであがった状態でグラスも熱くて飲みにくいんだけど、だんだん茶葉が下の方に沈み、ほどよい温度になる。ずっとカフェで仕事をしていたということもあって、店員さんがお湯を後から何度も足してくれる。そうするとずっと楽しめる。グラスの中でふんわりと浮かぶ緑色の茶葉も美しい。

これでやっとなぜコーヒーがまずいかわかった。たぶんお茶がおいしいからコーヒーを飲む必要がないんだと思う。やっぱり郷に入り手は郷に従え。北京ではコーヒーではなくお茶を飲め。

実は今もおみやげに買ってきた鉄観音の茶葉をグラスに入れて、ちょびちょびお湯をつぎ足しながら飲んでるところ。いわゆる日本のウーロン茶とは違って、緑茶なんだけど、日本の緑茶よりさらにやわらかな味。

* エジプトと違ってタクシーの値段交渉は不要。きちんとメーターがついていてふつうに払う。車自体も、日本のものに比べればぼろいけど、エジプトに比べたらぜんぜんふつう。排気ガスが車内に漏れてくることも、窓が閉まらないといったこともない。ただ、英語はほとんど通じない模様。行く場所の中国語読みを覚えておくか、紙に書いて見せる必要あり。

ちなみに、国際線が飛んでいる空港に行くには「しんだじーちゃん、さんはお」と言うと連れてってくれる。「しんだ」は新しい、「じーちゃん」が空港、「さんはお」は第三ターミナルの意味らしい。

* 北京空港の入国審査のところに、中国国籍/外国籍などのほかに「工作員」というカテゴリがあってビビった。英語表記を見ると crew only だか staff only と書かれていてほっとした。写真探したら 出てきた。No Photo って書かれてるのに。

* 北京では (中国では?) よく白湯 (さゆ) を飲むようで。昼ご飯に行った店でも水ではなく白湯が出た。あれはあれでいいもんだ。

お茶のグラスに長くお湯をつぎ足して飲んでると、白湯にちょっと香りがついたものという感じになってくる。コーヒーを飲むより穏やかでいい。これなら仕事しながらでもちょびちょび飲める。

* 白酒 (バイチュウ) というお酒を飲んだんだけど、日本の初垂れに近いというか、もうちょっと華やかにした感じ。エステル香が強い。度数は 60 度くらいだとか。

* 写真は こちら (flickr, 撮影はすべて DP2 にて)。

==

短い滞在だったけど、中華料理やお茶に関してささやかだけどリスペクトできるような発見があった。違う国に行ってそういうものに触れられるというのは何物にも代えがたい経験で、そう思うと心がすこしあったかくなる。

(一部 Twitter でのつぶやきを再録)

去年の屋久島のような経験が東京近郊でできる穴場なんじゃないか、もしかしたら自分の中で定番の休暇場所になるんじゃないか、とちょっと過剰めに期待していたんだけど、さすがにそこまでの場所ではなかった。

まぁ、家の近くから飛行機に乗れて、今まで乗ったことのないような小さい機体で比較的低空から見慣れた景色を見るのは楽しかった。正直、この行き帰りが一番楽しかったかも。

ということで、たいしたまとめじゃないんだけど、神津島の旅行記はおしまい。最後まで旅行記をきちんと書ききったのはいつ以来だろう? DP2 買って、写真を多めに撮るようになったのも功を奏したような。

最終日は天上山へ登ってみることに。前浜や沢尻でのシュノーケリングも迷ったんだけど、道具や水着など濡れると帰り道いろいろ面倒なので。宿に荷物を預けてひたすら歩く。

シダ類がモサモサ生えている。

表示の通り、冷たい風が吹いていた。

途中まで舗装路を歩き、この辺から登山道へ。登山道へ入ると、両側から草が生い茂っており、これはあんまり人が登っていないんじゃないか? と不安になるが、その先に行くと意外と整備されていた。

千代池という池だが、干上がっていた。

池の方から山の方を望む。黒島展望山だろうか。

池から戻る道。珍しく背より高い木が多くうっそうとしている。

山の上からのぞく前浜〜神津島港。雲が下から流れてきていた。

千代池あたりまでだと、初心者向け最短コースで、パンフレットによると 3 時間半程度の所要時間。午前中に登るにはほどよいボリューム。

宿の近くの美家古寿司で昼食。生寿司は地物のネタで 2,000 円と安いが、基本同ネタ 2 カンずつで数も少なく、微妙な満足感。他の客がくさやを食べていて、正直嗅覚が麻痺し味もよくわからなかった。

前浜の交差点 (島内唯一の信号機だという噂も) 前でお土産を買い、宿に荷物を取りに帰る途中、空港から電話が来て天候は悪くないので定刻通り出発します、とのこと。

宿の車で空港まで送ってもらい、搭乗手続き→出発待ち→搭乗。帰りは、きちんとふたりとも窓側ゲット。私が進行方向右側、妻が左側。

新島らしきものが見えてきた。手前は式根島のはず。プロペラも写っている。たしか、翼より前に座った。

島の真ん中に空港が見える。

この丸いのは利島 (としま) のはず。

で、大島。

そのうち三浦半島が見えてくる。

たぶん、横須賀の林〜武山あたり。元横須賀勤務の身としては、わりと見慣れた景色が続く。

手前は葉山のあたりで、向こう側は横須賀の市街地〜米軍基地とか。

金沢八景〜海の公園〜八景島周辺。

釜利谷ジャンクション。

昔住んでいた京急富岡〜能見台あたり。向こう側の海は杉田〜磯子。

上大岡周辺。

ランドマークタワーなどみなとみらい地区が見えてきた。

JR 貨物線の横浜羽根沢駅周辺。操車場の奥を横切っているのは第三京浜、保土ヶ谷 PA, IC 付近。

特徴的な建物があるんだけど、わかんないんだよな。

どこだろうなと思っているとよみうりランドが見えてくる。

この辺はけっこう旋回してゆれる。高度処理だろうか。手ぶれしてしまった。

多摩川。

後から調べてみたら、川の左側は京王閣競輪場だった。橋は京王相模原線。

調布駅のあたりだろうか。

調布インターチェンジ。

左側に味の素スタジアム。もうすぐ着陸。

ということで、調布飛行場に到着。バスの時刻表を見ると当面来そうにないのでタクシーで調布駅へ。

以上で 3 日目 (2009-08-01 土) 終了。

(撮影はすべて SIGMA DP2 にて)

2 日目はまだ行ったことのない浜に行ってみようと考え、宿のある前浜から見て島の裏側にあたる多幸湾の方へバスで移動。途中空港を通るが霧がすごい。

バスを降りて浜に近づくと、監視員が近づいてきて水温を伝えてくれるが、つまるところ海水浴には向かない温度とのこと。雲が厚いので暖かくなる気配もなし。

近くに食事ができる場所も見あたらないし、前浜側 (島の西側) の方が晴れていたので、バスで前浜の方へ引き返す。急いで昼ご飯を済まさないとバスは前日のように 13:50 まで無くなってしまうので (バス運転手の昼休みなんだろうけど、それにしてものんびりしたスケジュールという印象)、フェリー乗り場近くの「よっちゃーれセンター」へ。

あまり時間がないので料理が出てくるまでの時間が気になったがすぐ出てきた。僕は刺身定食、妻は煮魚定食。皿数も多いし、メインの刺身・煮魚もおいしい。前日のそば屋に引き続き、ついている。

バスに乗って移動。赤崎のバス停で降りて、岩に囲われていない外海で泳げないか見てみるが、波も大きくて無理。またバスに乗って引き返す。沢尻湾か長浜にするか迷うが、長浜にしてみた。

岩で囲まれたプール部分以外は遠浅の岩場になっていて、シュノーケリングする際、気をつけないと体を岩にすってしまう。うちの奥さんは泳ぎにくいので不満そう。エイがいて、自然のエイを泳ぎながら見られるのは貴重だが、大きい分刺されるのが恐い。姿を見つけると逃げるように泳ぐ。魚の数は赤崎より少ない。

岩で囲まれたプールは泳ぎやすいが透明度が低い。中でも多少魚も見られる。

うーん、長浜は子供連れの海水浴には安全な場所かもしれないけど、正直魚を眺めるためのシュノーケリングには向かない場所だと思う (潮の満ちるタイミングを見はかればだいじょうぶなんだろうか)。沢尻湾にすれば良かったが、もう体力が残っていないのでバスを待って宿に帰る。

宿で少しうたた寝をして、風呂に入って、食事をしてから、近くの神社で開催されているお祭りへ。神津島マリン太鼓フェスティバルというのが開催されていた。

部屋に戻って少し酒を飲みながら、「魔女の宅急便」をテレビで見ていたんだけど、途中で眠ってしまった。

以上で 2 日目 (2009-07-31 金) 終了。

(撮影はすべて SIGMA DP2 にて)

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちカテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリはです。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261