鈴木工アーカイブス


2000年4月〜11月

無職時代。ダカーポの「思想としての「美女」」に投稿が掲載される。浅香唯、宮沢りえ、鈴木京香、黒田美礼論など。

2000年7月

HP「練乳工場」を立ち上げ。下請技師を町田の山奥まで招いて全ての設定を任せる。立ち上げ記念と称して駅前の串焼き料理屋で飲むが、サービスクーポンを持っている開放感と店のお姉ちゃんの綺麗さにつられて無職の身で5000円を費やし、泣きながら帰る。

2000年11月

ダカーポ編集部のO女史から「ライター修行する気ない?」の電話をもらう。その時、昼間から部屋のカーテンを閉めて自慰に励んでいる最中だったが、全く声を震わせずに「ええ、まあ」と応対。

2000年12月〜

ダカーポに通って原稿を書くようになる。「GINZA」を熱心に読みふける学生バイトのM嬢に「ポストイットを取っていただけませんでしょうか?」と丁重に頼んだところ、一瞥もくれず付箋を放り投げられ、いつか売れてこいつにシャイニング・ウィザードを決めてやると固く決意する。

2001年9月

日本美女選別家協会「美」(小学館)が発売。素人時代の投稿が掲載される。後日、協会解散式に出席して、リリーさんと吉田豪氏から同時にダメ出しをもらって興奮。

2001年11月

共著「女子アナ鑑賞案内」(同朋舎)に執筆。ダジャレ連発のDくんの原稿を拝読した瞬間、増刷がないことを確信する。

2002年2月

共著「ニッポン漫画名言集 manga rimix」(同朋舎)に執筆。原稿料振込み日に同朋舎が自己破産するミラクルが起き、思わず幽体離脱を経験。担当のOさんに「鈴木さん、すまない・・・」と神楽坂の洒落た小料理屋に連れて行ってもらい、割り勘して帰る。

2002年2月

ダカーポのメルマガに「米に描いた世界地図」の連載を開始。1年で4通ファンレターが届く大人気連載になり、メルマガ界の寵児として大ブレイク。文壇デビューも果たし、ゴールデン街で中上健次と殴りあう(のちに和解)。

2003年4月

共著「朝あそび」(WAVE出版)に執筆。冊子のコンセプトを理解しないまま原稿に取りかかったため、担当のOさんから大学の中国語以来のきびしいダメ出しを再三受ける。

2003年11月

押尾学が車上荒らしの被害にあう。


(最新の練乳工場)