« 青梅マラソン, 荒川市民マラソンエントリー | メイン | 2007年10月の月間走行距離 »

2007年10月29日

陣馬山トレイルレース コース試走・下見 (2)

10/28 (日) にまた行ってきた。

* 家を 7:15 ごろに出て、前回同様、藤野駅 8:44 発相模湖駅行きのバスに乗って、吉野バス停で下車。吉野小学校前交差点を北へ進む。

* ふじのマレットゴルフ場前でストレッチをしてから 9:06 スタート。登りは基本的に走らず早歩きで登る。

* スタートから 1 時間 10 分経過くらいで陣馬山到着。一の尾根へ降りる道は清水茶屋という店のわきにあった。一応店員さんにも確認して降り始める。

* 落合に降りたのが 1 時間 50 分経過くらい。ここでパワージェルを摂る。

* その後の長い登り舗装路 (栃谷林道) は、基本早歩きで登り、ところどころジョグという感じ。登りきってまた明王峠の下に出たのは、よく覚えてないけど、たぶん 2 時間 50 分経過したくらいだったと思う。

* その後、元来た道を奈良本近くの分岐まで戻るが、途中「かながわ国体コース」みたいな案内板があって、それに従うと矢ノ音の山頂を通らない巻き道の方がコースだと気づく。どおりで矢ノ音山頂の前後は道が荒れていて、あまり人が通ってない雰囲気なわけだ。

* 奈良本のあたりの分岐 (登りと違う道を降り始めるポイント) からはひたすらシングルトラックの下り。途中、路面が岩場の場所があって、気を抜くと膝などを痛めそうな感じ。まぁガシガシ駆け下りるほどの体力も残ってないんだけど。

* で、最後はふじのマレットゴルフ場前まで続く舗装路。下りで走り慣れたロードなんだけど、もうスピードが出ない。

* ふじのマレットゴルフ場に到達。タイムは 3 時間 24 分 (検索して来た方、僕はトレイルラン初心者なのでよしなに)。

* ちょうど吉野バス停に 12:44 のバスがくる時間に間に合い、そのまま藤野駅へ。藤野駅でも 10 分待たずに高尾駅行き電車がくる。ラッキー。

という感じ。完走できたので、今回はタイトルに「試走」と入れてみた。

nike+ のグラフは以下の通り。トレイルランではいつも通りのことだが、誤
差が出ていて、コースとしては 23km のはず。真ん中でペースが上がってい
る部分が陣馬山から一の尾根を通って落合へ下るところで、最後ペースが上
がっている部分が矢ノ音からの下りのはず。

3 時間 24 分というのは、昨年大会の男子 40 歳以下の部で見ると完走者 344 人中 315 位にあたる。きびしいけど、まぁこれくらいの実力だと思う。
ちなみに真ん中の 172 位だと、2 時間 43 分...

今後タイムを短縮できそうなポイントは

[努力不要な面]

* 行きも矢ノ音の巻き道を通る
* コースの確認時間なし
* サーバ監視メールに対応しない (なぜか会社のサーバが不調だった)

[努力する面]

* 落合からの栃谷林道の登りで、歩かずジョグでいく割合を増やす
* 最後の舗装路でラストスパート

という感じだろうか。栃谷林道のジョグ割合を増やしてもその後はほぼ下り中心なので何とかなるはずだし、まだその余裕はあったような気がするので、そう考えると現実的な改善ポイントだと思う。


前日が台風だったのでコースはもっと荒れてるかと思っていたけど、思ったより乾いていて、ぬれていて滑るような部分もほとんどなかった。天気もよく、ずっと半袖シャツで走れて、気持ちよかった。汗も相当かき、1.5L ちょっと持っていったハイドラパック内のドリンクも、帰りのバスの中で空になってしまった。栃谷林道の途中でちょっとだけ足がつりそうな気配があったので、塩のタブレットを 1 粒だけ摂取したが、その後特につることもなし。

途中、背中のシャツとバックパックの下部がびちょびちょに濡れていて「う、これはドリンクが漏れているかも」と思ってバックパックの中に手を入れて、ハイドラパックを念入りに触ってみたが、中は全然ぬれていない。2 回この確認を繰り返して、ぬれている部分からドリンク (VAAM) のにおいがしないことを確認して、やっと自分の汗であることに気づいた。こんな状態になることもあると覚えておけば、次からはバックに手を突っ込むために立ち止まる必要もなさそう。

しかし、トレイルランニング、ほんとうに気持ちいい。ロードを 3 時間走るより変化に富んでいて飽きないし、自然の中を走るのがどれだけ気持ちよいことか。僕はロードを走るときも、なるべく周回コースを通らないようにして、けっこう景色を楽しんでいるけど (これは頭の中を空っぽにして走っている村上春樹と異なるポイントだと思う)、この点でも全然比較にならないくらい。

特に、栃谷林道を登っているときに思ったんだけど、自分の体力的限界が自分の前に存在していて、それに寄りかかるように、もたれるように前に進んでいく感覚が不思議と気持ちいい。「体力的限界に寄りかかる」というのは、ある意味限界ぎりぎりで運動することなんだけど、それを無理に突き破ろうとするのではなく、その存在にふんわり身を任せるという感じ。あくまで概念的かつ感覚的な話なんだけど、自分が前に進む際、斜め前にかかる体の重さやスピードをその存在が気持ちよく支えてくれているような。これは基本コンスタントなペースで進む平地のランだと味わえないものだと思う。

余談だけど、前回明王峠と陣馬山の途中で野生のサルを見た。木から木へと飛び移ってハイキングコースの頭上を 2 匹くらいが越えていった。

あと、グレゴリーのルーファスはとてもいい感じ。2L のハイドラパックのほか、着替えの長袖 T シャツ、行き帰りに着るウィンドブレーカのジャケット、軍手、移動中に読む文庫本、カロリーメイト、パワージェル 2 つ、携帯電話、財布、印刷したコース図など入れてもまだちょっと余裕がある感じ。この程度のトレイルランに必要なものはすべてこのバックパックに収まる。走っている時のフィット感も良好だし、ハイドレーションシステムのチューブの固定もうまくできていて、じゃまにならずドリンクが飲みやすい。ほんと買って良かった。

投稿者 noto : 2007年10月29日 22:29 | このエントリーを含むはてなブックマーク

« 青梅マラソン, 荒川市民マラソンエントリー | メイン | 2007年10月の月間走行距離 »

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sevendays.com/mt/mt-tb.cgi/402

コメント

コメントしてください




保存しますか?