6年半飼った金魚死す

昨日、6 年半飼っていた金魚が死んでしまった。死因は白点病。我が家に (人間の) こどもが生まれ、正直水槽メンテの優先順位が下がっていたところに、思いつきでエサ用に安く売っているドジョウを投入して 1 ヶ月というところだった。ドジョウが病気を持っていたのかもしれないけど、金魚が死んだ後みるみるうちに水がいたんでいったところをみると、金魚が病気を抱えたまま生きていて、ドジョウがその病気をもらい、お互い共振するように水質を悪化させてしまったようにも思える。この 1 週間ちょっと、今までになく頻繁に水換えをし、メチレンブルー薬を投入したけどまったくダメだった。

死んだ金魚は、同時に家に来た金魚と同様神田川に水葬した。地蔵が川に向いて立っているところがあるので、軽く手を合わせてから目の前の川に投げ込んだ。せっかくだからと近くの神社でも手をあわせて川にかかる橋に戻ってきたら、ちょうど上流から流れてきて、しばらく川の流れに合わせて流れる様子を眺めていた。

これで、うちの水槽の金魚はゼロに。ドジョウも 11 匹投入したが、1 匹だけ生き残っている。

死んだ金魚には不義理かもしれないけど、正直なところこれでちょっと肩の荷が降りた。やりたいこと、やるべきことが多すぎて、優先順位が低いことはばっさり諦めるしかない。本当は水槽用品をすべて捨ててしまいたいんだけど、なぜかドジョウが一匹だけ生き残ってしまって、少し困っている。このドジョウも白点病が見られるので先は長くないかもしれないけど、かといって汚れた水のままにしておくのもしのびないし、昨日今日ととりあえず水を変えてやった。もう金魚を飼うこともないだろうし、上部フィルターは外して捨てることにした。

...しかし、なんとも中途半端な感じである。

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サーバ移転のため、2010-04-10 (土) 午前から 2010-04-12 (月) 午後までこのサイト (www.sevendays.com) および関連ドメインが停止する予定です。ウェブだけでなく、メールの受け取りもできない可能性もあります。ご迷惑おかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

(twitter の tweet をまとめたものなので、1 パラグラフは 140 文字以内になっている)

行きのフライトはほぼ最初から最後まで雲の中。巡航中も頭上に雲があるような状態でまったく景色を楽しめなかった。自分にとって機内からの景色が旅行目的の大きな部分を占めているので本当に残念。

羽田から福岡まで 2 時間弱と、国内線にしてはそこそこ長めのフライト。帰りは 1 時間半なので、やっぱり偏西風の影響を受けるのだろうか。

初日の昼飯は宿の向かいのナンバーワン祇園店でラーメン。http://bit.ly/d8QeTB 白濁クリーミーな豚骨スープ。意外とあっさりしてて穏やか。妻は少しにおいが感じられて苦手とのことだが、僕はおいしいと思う。

その後西鉄に乗って太宰府天満宮へ。雨が降ったりやんだり。おみくじをひくといつも通り大吉。その後宿に戻って寝不足なので仮眠。

太宰府天満宮では、ほぼ 50mm の標準画角では建物全体をおさめたりするのが難しいと強く実感。でもこれも勉強なのでしばらく 35mm F1.8G で修行! あと、雨の日一眼レフを使うのは、傘を持ちながらもつらいし、濡れないようにするにも気をつかうし。でもレンズは圧倒的に明るい!

夜は華味鳥祇園店で水炊き。tabelog などで見るとお手頃価格の割にうまいとの評判だったが、都内にある、コースが 6, 7 千円する店より全然おいしい。特に鍋から引き上げても鶏の味が濃いのがいい。最後のデザートまでうまかった。おすすめ。http://bit.ly/a6LToh

この店は太宰府天満宮の空き時間で iPhone で tabelog を見てて、その場で予約。自分から見える範囲では満席だったので予約がおすすめ。そういえば、電話したらその場でコースを選んで欲しいと言われた。そうじゃないと料理が出てくるまで時間がかかるとか。

2 日目の朝は宿で。宿はドーミーイン博多祇園。 http://bit.ly/aEKUuG 温泉があるので選択。女子じゃないので細かく論評しないけどビジネスホテルのレベルでは最高ランクかと。朝食は残念ながらホテルネッツ函館の勝ち。

そう、ケータイが防水モデルなので、温泉につかりながら怪盗ロワイヤルやってた。極楽。

午前中は散歩。雨はやんでる。キャナルシティの脇を通って、柳橋市場を見学して、薬院、赤坂を通って長浜まで。個人的に、市場がある街に行ったら必ず見に行く。長浜の卸売市場は一般者は入場不可とのこと。

昼は長浜の元祖長浜屋でラーメン。こっちはあんまりクリーミーではなくて、表面に熱い脂が多めに浮いている。確かに都内で見る九州豚骨ラーメンと全然別物。替え玉したらあまりのボリュームに腹が苦しい。替え玉後はテーブル上のヤカンに入っている醤油ダレを追加。入れすぎに注意。換肉もしてみた。

お店は古い食堂のような雰囲気で、相席がデフォルト。地元のお客さんが多くて、お茶など勝手がわからないでいたら教えてくれたり、紅ショウガやゴマを回してくれたり親切。不思議とほっとする空間。

ナンバーワンにしろ元祖長浜屋にしろ、東京の豚骨ラーメン屋のがっつり濃いイメージと違うから、都内でそのままやってもあんまり流行らない感じがする。でもこっちの方が穏やかで、ふだんから食べるにはいいような。都内の豚骨ラーメンに関するイメージが偏っているということか。

午後はキャナルシティで涼宮ハルヒの消失を見る。キャナルシティは外観も下世話だし、中の構造や案内もわかりづらく、映画館まで移動するのに苦労した。バブル期の産物かと思ったら 1996 年オープンとのこと。そういえば近くにドーミーイン 2 号館の建設予定地があった。

夕食は牛もつ鍋川端。tabelog ではなぜか「福岡 x もつ鍋」検索では出てこず、「福岡 x 牛もつ鍋」で出てくる。 http://bit.ly/9Fj6y4 予約なしでぎりぎり入れた。

鍋は厨房である程度煮てから出てくるので、すぐ食べていいと言われる。なんかアンチクライマックス。醤油ベースでニンニクがたくさん入ったスープ。東京で食べるより明らかに安いが、味は予想通りで驚きはなし。

宿のテレビでルパン三世の新作を見て、小腹が空いたので付近の飲み屋や屋台を見てみるが、これという店を見つけられず、宿近くのうま馬というチェーン店らしき店へ。日本酒はうまいが、肝心のひとくち餃子は今ひとつ... http://bit.ly/c64x5w

最終日は天神をほっつき歩いてみるかと思うが、意外と駅周辺はビルだらけであまりそそられず。地下鉄空港線天神駅と七隈線天神南駅はなんであんなに離れているんだろう。この日も雨は降ったりやんだり。

福岡市交通局のサイトに駅間が離れている理由の説明があった。 http://bit.ly/b0HWLt

けっきょく渡辺通駅までひと駅地下鉄で移動して、柳橋食堂で昼食。デラックス海鮮丼のウニが最高にうまかった。ウニとイクラの下にも魚のヅケがびっしり。これならイクラは余計かもと思うくらい。トラフグ刺しも 1,000 円とお得。

最後は空港線で福岡空港まで。天神から 11 分で空港に着けるとは、なんてすてきなんだ! 帰りは四国あたりから静岡まで景色も楽しめて満足。 http://bit.ly/ad3ifj

仕事で北京に行ってきた。以前、中国出身の同僚にエジプトの話をしたら「中国も似たようなもんです」と言われ、多少警戒していたんだけど案外悪くなかった。というかけっこう好きになった。

とはいえ、観光じゃないものの観光でいったらパッケージツアーのような動き方をしていたので、そのへんは差し引く必要あるかも。

SDIM1317

* 料理うまい。おおかたきれいめのおいしい店に連れて行ってもらって食べたというのもあるが、中関村 (日本の昔の秋葉原のような電気街) の電器屋ビルの上にある庶民的なフードコートで食べてもおいしかった (上の写真はそのフードコート内のもの) 。ここでは写真の辛い炒め物のほかに、羊の肉と内臓と春雨が入った辛くてくさい鍋を食べたけど、匂いにさえなれちゃうとやみつきになる味だった (他の同行者は苦手そうだったけど)。

全体的に日本で食べる中華料理より味がくっきりしていて、複雑さもあっておいしい。日本のはやっぱり日本人に合わせて手加減している感じ。日本でもあの、芯の強い中華料理が食べたい。戻ってきてからつくづくそう思う。

鶏なんかぶつ切りにしてそのまま調理してて、小骨が入ってて食べにくいんだけど、でもおいしいんだよな...

* お茶がうまい。反面コーヒーがまるでダメ。そこそこのホテルで飲んでもコーヒーは (僕の味覚で判断する限り) インスタントコーヒー。きちんとドリップしたコーヒーが出てこない。エアチャイナ機内のコーヒーも同様。

で、今日で仕事は最後という日に鉄観音を飲んでみたら、これがおいしい。大きめのグラスに茶葉を入れてお湯を注ぐだけ。最初は茶葉が上の方まであがった状態でグラスも熱くて飲みにくいんだけど、だんだん茶葉が下の方に沈み、ほどよい温度になる。ずっとカフェで仕事をしていたということもあって、店員さんがお湯を後から何度も足してくれる。そうするとずっと楽しめる。グラスの中でふんわりと浮かぶ緑色の茶葉も美しい。

これでやっとなぜコーヒーがまずいかわかった。たぶんお茶がおいしいからコーヒーを飲む必要がないんだと思う。やっぱり郷に入り手は郷に従え。北京ではコーヒーではなくお茶を飲め。

実は今もおみやげに買ってきた鉄観音の茶葉をグラスに入れて、ちょびちょびお湯をつぎ足しながら飲んでるところ。いわゆる日本のウーロン茶とは違って、緑茶なんだけど、日本の緑茶よりさらにやわらかな味。

* エジプトと違ってタクシーの値段交渉は不要。きちんとメーターがついていてふつうに払う。車自体も、日本のものに比べればぼろいけど、エジプトに比べたらぜんぜんふつう。排気ガスが車内に漏れてくることも、窓が閉まらないといったこともない。ただ、英語はほとんど通じない模様。行く場所の中国語読みを覚えておくか、紙に書いて見せる必要あり。

ちなみに、国際線が飛んでいる空港に行くには「しんだじーちゃん、さんはお」と言うと連れてってくれる。「しんだ」は新しい、「じーちゃん」が空港、「さんはお」は第三ターミナルの意味らしい。

* 北京空港の入国審査のところに、中国国籍/外国籍などのほかに「工作員」というカテゴリがあってビビった。英語表記を見ると crew only だか staff only と書かれていてほっとした。写真探したら 出てきた。No Photo って書かれてるのに。

* 北京では (中国では?) よく白湯 (さゆ) を飲むようで。昼ご飯に行った店でも水ではなく白湯が出た。あれはあれでいいもんだ。

お茶のグラスに長くお湯をつぎ足して飲んでると、白湯にちょっと香りがついたものという感じになってくる。コーヒーを飲むより穏やかでいい。これなら仕事しながらでもちょびちょび飲める。

* 白酒 (バイチュウ) というお酒を飲んだんだけど、日本の初垂れに近いというか、もうちょっと華やかにした感じ。エステル香が強い。度数は 60 度くらいだとか。

* 写真は こちら (flickr, 撮影はすべて DP2 にて)。

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短い滞在だったけど、中華料理やお茶に関してささやかだけどリスペクトできるような発見があった。違う国に行ってそういうものに触れられるというのは何物にも代えがたい経験で、そう思うと心がすこしあったかくなる。

(一部 Twitter でのつぶやきを再録)

最近 twitter の方をよく更新しているので、twitter のつぶやきを貼り付ける作業中...

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