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2008年3月17日

これはマラソンではない

昨日の荒川市民マラソンは散々な結果だった。前日に 3 時間台のペース計算をしていたのが正直恥ずかしい。

途中、右足首前部が痛みだしたが、我慢して走っていたら痛みが少しやわらいだ。そう思っているうちに、今度は左脚太ももがつり始めた。太もものけいれんは、去年の湘南国際マラソンや高尾天狗トレイルでも経験しているので、ストレッチをしたり、塩分を採ったりしながらだましだましいけるかと思ったんだけど、けっきょく右足首の痛みが強くなり、残り 7 km あたりから歩かざるを得ない状態に。迅速に荷物を預けた地点まで送り返してくれるなら棄権したいくらいだったけど、あまりそれは期待できない感じだったので、そのままゴールまで歩いた。結果、5 時間 9 分でゴール。

残念ながら歩いていても痛む状態だったので、歩くスピードも遅く、他の歩いている人にまでどんどん追い抜かれていく。走れればたいした距離ではないのに、歩いているといつまでたっても距離が消化されない。マラソン大会で歩くことがこんなにみじめなこととは知らなかった。沿道の応援にも応えられないし、選手の写真を撮影しているカメラマンのじゃまにもなるし。

右足首の問題は、2 月に入って 20 km 以上の距離を走ると毎回出ていたので、ある程度予測はついていたといえばついていた。ただ、前回症状が出てから 2 週間たっていたので、治っているんじゃないかなぁと楽観視もしていた。でも、痛みがひいたなと思って長めに走るとまた出るのの繰り返しだったのも確か。大会だと走れなくなったら公共交通機関にでも乗っても帰ればいいというようなものではないので、こういう不確定要素があった場合は出場しないという判断も必要だったかもしれない。別に歩いてでもゴールすればいいという目標は個人的にまったく無い。走らずに 42.195km をやり過ごせたとしてもそれはマラソンではない、と思う。

歩いている間、あまりにみじめな気持ちになったので、しばらく走るのがいやになってしまうんではないかと思ったんだけど、今は不思議とまた走りたいという気持ちになっている。去年の高尾天狗トレイルも散々な内容だったけど、そこでの反省を活かした結果、陣馬山トレイルでは納得のいく走りができた。まぁ今回もそういう風にすればいいのかと。

足首はきちんと治さないといけないので 1 週間は休養し、その後、痛みが出ない程度の距離の練習をしよう。来月上旬の青梅高水山トレイルランへの参加は基本取りやめる方向で、下旬の表丹沢トレイルの方に照準を合わせよう。試走含め、また山を走るのが楽しみだ。

あと、暑い中走る練習も増やさないと。ハイドレーションシステムがあれば、おそらく暑くても何とかなるだろうし。


荒川市民マラソンは、参加者は多かったが、昨年の湘南国際マラソンに比べてとても走りやすい大会だと思う。荷物置き場のオペレーションもこなれていて待たされることもなかったし、給水所も 5km ごとより頻繁にあり体調が変わった時のフォローもしやすい。来年もまた出たいと思う大会だった。

ただ、ゴール後、顔を洗うような水場はトイレ近辺以外になかったような気がする。大会では汗をたくさんかいて、体中に塩もふくので、この大会に限らずウェットティッシュは必須だと思った。

投稿者 noto : 2008年3月17日 14:39 | このエントリーを含むはてなブックマーク

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