スピーカ

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いろいろ試聴。試聴用の CD は自分で持っていき、曲は沼澤尚の Wings Of Time に
入っている The Pale Moon と、あとは福富幸宏の On A Trip というアルバムの曲。

Fostex NF-01A
聞くと、自分が欲しいのは腹に響く低音が出るスピーカなんだなと思った。
ニアフィールド・モニタにそういうのを要求するのはそもそも筋違いなんだけど。

JBL 4312B Mk2
リスニング用として、NF-01A より低音が豊かで、Hi-Fi とは違う独特の味付けを
期待して試聴。
家で出せるくらいの音で鳴らすと、「腹に響く」具合いというか、空気を揺らす力が
まだ足りないように感じる。blu* のラウンジとか caf* apr*s-midi で聞く感じと
違うような。店員に聞くと、これくらいの音量だとそういう音になるスピーカだし、
そもそも今のは中国製で昔の US 製とは出てくる音の味付けも違うという話 (これは
あらかじめ知っていたんだけど) をしてて、あまりおすすめじゃないという雰囲気
だった。

「腹に響く音が欲しいんだけど」と伝えると、それならということで、
B&W のペアで 10 万ちょっとのトールボーイを試聴させてくれた。

B&W CDM-7NT
さらに、もう少し高い値段 (16万くらい) のこれを試聴させてもらった。
店員が言うように、空気を震わせるためのドライブ能力 (?) はトールボーイ
スピーカの方が高くて、こっちのほうが腹に響く気がする。なるほどー。
ただ、無理やりそういう風圧を作っているというか、不自然な印象は否めない。

ここまで聞いて、最初に聞いた NF-01A の音とは全然違っていて、果たして
ここまで色の付いた音が聞きたいのかわからなくなってきた。
とはいえ NF-01A は、家で DJ をしていて「やる気になる」感じじゃない
というか、クラブやライブハウスの音とは違う。

つまるところ、どのスピーカも「欲しいから買って帰る!」と思えなかったということ
なんだが、あらためてどういうスピーカが自分で欲しいのか考え直してみる必要が
あるかもしれん。

ただ NF-01A のようなスピーカは、僕としては持っていてもいいような気はする。

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このページは、notoが2003年3月10日 01:02に書いたブログ記事です。

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