2007年7月アーカイブ

調べものをしながらエディタで文章を書くことに没頭していたら、ひさしぶりにハイになってどんどん書こうと思っていたこと以上の内容が書けるという状況になった。途中で行き詰まって、あーもう書きたくねーという段階が来て、それでもねちっこく調べものを続けるところに秘訣があるかもしれない。それを乗り越えたところで調子が出てくる。

24 インチディスプレイのおかげでこういう作業が楽になった。仕事場より家の方が静かだし。

そういえば、大学の研究室で Sun のワークステーション (今も忘れはしない SPARCstation 2!) を 1 人 1 台あてがってもらったけど、あれもたぶん 20 インチディスプレイだったような。当時としてはかなり大きなディスプレイだったと思う。新卒で入る会社に通るきっかけになった応募書類もあのディスプレイに向かって、同じように「うーむ」と思いながらいつの間にか勢いが出てきて、今後何がしたいのかクリアになってきて一気に書き上げたものだったと思う。

この状態になれば、ふだん考えていることより 1 段深いところにいける感覚がある。この感覚を忘れないようにしないと。

そして、その時も今日も使っているエディタは変わらず emacs。

金曜、会社から帰宅してみたら届いてた。Dell サイト上の到着予定日が 8/1 だったので意外。さっそく机の上を片付けて設置。やっぱり画面が明るすぎるので brightness を 0 に。それでも明るいのでコントラストを 35 まで落とした。もうちょっと暗くてもいいくらい。

しかし、こういうでかいディスプレイ使うとデスクトップマシンが好きになるな。あと設置してみて、これを 2 台机に置くのはけっこうしんどいと思った (とある友達が会社でも家でも 2 枚使いしているらしい)。でも会社とかで買ってくれるなら喜んで置いちゃうんだろうな。

なんだかこうなると Happy Hacking Keyboard Lite 2 のタッチと音が気になってくるような。とりあえず踏みとどまってるけど。

2 年前の夏に家にやってきた金魚 (和金) のうち 1 匹が昨日土曜の朝、死んでいた。体長 20 cm くらいのメスで、家にいる金魚で一番体長のあるものだった (一番大型と言いがたい理由は後述)。

木曜の深夜、家に帰ってきたら水槽の水草の上に横たわっていて、すでに死んでいるのかと思って見てみたら一応生きているし、動く。こういう風に弱ってしまった場合は 0.5 % の塩水浴というのが定番の処置なので、酒に酔っていながらも治療用のプラケース (プラスチック製水槽) に塩水をはって移してやった。横になっていて、たまに動こうともがくのだが、もうふつうの姿勢はとれない様子。

金曜の夜に見たら、時々エラの動きも止まっているように見える。思い出したようにプルッと動き、エラの動きも再開するが、また止まっている。今までも「もうダメかな」と思っても意外としぶとく生きてきた金魚なので、まぁ復活するかもしれないと思いながら眠り、土曜の朝起きてみると見事に動かなくなっていた。何度も水槽を叩いてみたが、まったく反応がない。

住んでいるマンションの植え込みや、近くの公園に埋めることも考えたんだけど、魚だし水葬がいいかと思い、昨日土曜の夕方、近所の神田川まで奥さんと歩いていって、橋から川に流した。思ったより大きな「ピシャ」という水面を叩く音がして、ほんの少し川の流れにまかせて流れた後、川底に沈んで動かなくなった。思ったより浅いみたいだった。

その橋のまわりはずいぶん蚊が飛んでいるようなので、川沿いを少し上流に行ったところにある公園で手を洗って、ちょっとした葬式のかわりにベンチでビールを飲みながら、金魚が来てから今日までのことを回想してみた。

回想の全部は説明しないけど、今年の春前くらいに一度この金魚は腹が異様にふくれ (腸まんと呼ばれるらしい)、出目金のように目がでっぱる (こちらはポップアイという症状らしい) という事態になった。水槽の手入れが面倒になっていて、水換えを 2 週間以上しないこともあったし、ガラスにコケも生い茂り中の様子をあまり確認していなかったのも良くなかったようだ。どちらの症状も、水換えを怠ると発症しがちなものらしいし。

さっそく薬浴をさせるためのプラケースと、症状に合わせた薬 (グリーン F ゴールド リキッド) を用意し、使い始めるとお腹は凹んでいった。この薬に浸したエサ (薬餌というらしい) もけっこう効いた。ポップアイはなかなか治らなかったが、これ以上薬浴は効果がなさそうだというタイミングで本水槽に移したら、意外とどんどん治っていった。このタイミングで本水槽 (60cm 水槽) のろ過も見直し、上部フィルターに加え、外付けのエーハイムフィルター500も追加した。

しばらくしてあーこれでだいじょうぶそうだなと思ってたら、こんどは松かさ病の症状が出てきた。これは、体全体がふくれてウロコが松かさのように逆立つというもので、原因菌は腸まんやポップアイと同じアエロモナス菌と言われている。薬餌を与えても治らないので、また薬浴させたら、これまたよく効いて回復。

今度は万全を期すため本水槽の方にも薬を投入してからこの金魚を戻したんだけど、どうにも元気が無い。見た目から病気っぽい様子は無いが、やせてしまい、体高というか縦方向が小さくて、ひょろ長い体型になってしまった。もともと口の形がちょっと変なので、攻殻機動隊 Stand Alone Complex に出てきた人物にちなんで「ゴーダ」と呼んでいたのだが、これくらいのタイミングから「ひょろながさん」と呼びはじめた。

で、元気の無さはどんどん強くなって、その横たわってしまう日の前の数日などは水槽に近づいても「エサくれダンス」をしないくらいだった。病気になる前はすごくどん欲な性格だったので、性格変わってしまったなぁ、エサくれダンスしない金魚はかわいくないなぁと思っていたんだけど、単に弱ってしまっていただけだったようだ。

これで、家にいる金魚は、同じように 20 センチ近くてもうすぐ満 2 歳のもの (大) 1 匹と、もうすぐ満 1 歳の 5 センチ前後のもの (小) 4 匹、合計 5 匹になった。小 4 匹の方は30cm キューブ水槽で飼っているんだけど、たぶん 60cm の方に合流させてもだいじょうぶだろう。30cm キューブでは何か熱帯魚でも飼うかな。

ということで、記録と、死んだ金魚への弔いを兼ねて。

MovableType:: Emacs フロントエンド「mapae」

そのまま、MovableType のエントリを emacs で編集できるもの。XML-RPC のやりとりに Perl を使っているらしい。長めのエントリを書く際、もともとemacs で書いて Safari にコピペしていたから、こういうのが欲しいと思って探したところ見つかった。

SOAP::Lite を事前にインストールしておく必要があるんだけど、この Perl モジュール、テストがエラーになることで (比較的) 有名。調べてみると、作者が「ユニットテストで失敗しているだけでコードに問題はないから無視しろ」とか 言っているらしい。Perl で XML-RPC 使う人はほとんどこのモジュールを使うはずなんだから、きちんと直せばいいのに (まぁ例によって「なら俺が...」という選択肢もあるんだけど)。

以下、Mac OS X 10.4.10 (Intel) 上で行った作業。

1. SOAP::Lite が LWP を前提にしているようなので LWP をインストール。

sudo perl -MCPAN -e "install 'LWP'"

途中でインターネットに直接接続しているみたいだからこれらのテストする? と聞かれるが、yes だとテストが fail したのでここは no と答えることにした。

2. SOAP::Lite はテストがエラーになるので 0.69 (現時点で最新版) の tar.gz をダウンロードしてきて手動でインストール。make Makefile.PL でいろいろ聞かれるが、全部デフォルトのまま。make test で例によってエラーになるが、メッセージを見ると mapae を使う分には問題なさそうなので無視。

3. mapae を上記ページの説明に従ってインストール。

とりあえずこれで使えるようになったので、mapae を使う分には SOAP::Lite は 0.69 でもいいみたい (仕事場では 0.60 あたりじゃないと動かない機能があるという話も聞く)。

ということで、このエントリも mapae から投稿。

エントリー前に陸連登録というのをやってみようかと思ったんだけど、面倒くさそうなので一般の部で先ほどエントリーしました。今年は抽選に当たるだろうか?

Dell の新しい (というかマイナーモデルチェンジ? の) 24 インチディスプレイ (2407WFP-HC) が 65,800 円になっていたので家用に発注。6月の発売当初は 108,000 円くらいだったはずで、すごい下がりようだ。

残念ながら家で使っている Mac mini だとこのディスプレイ 1 枚の解像度 (1920x1200) が最大。本体が対応しているなら 1600x1200 のディスプレイ 2 枚の方がだんぜん広く使えて、値段としても変わらない感じなんだけど。

机の上、片付けないと。

昨日日曜のラン。3 週間ぶりというのもあるけど、最後だんだんとペースが落ちていくという、あまりいい内容ではなかった。

コースは神田川沿い〜玉川上水沿いで井の頭公園 400ml トラックのちょい手前まで。

17:30 過ぎから走り始めたんだけど、とにかく暑く発汗量が半端ない。途中公園の水道などで頭を濡らすとだいぶ楽になる。350ml のボトルだと給水が足りない。500ml のペットボトルを持って出かけ、飲み終わったら捨てて新しいペットボトル入り飲料を買うと 1000ml 補給できるはず。

暑い季節になるとギリシアの松やにワイン「レツィーナ」が飲みたくなる。
だけど、この「レツィーナ」という文字列で検索してもなかなか売っているところが見つからない。そこで retsina で検索してみたら出てきたのがここ
http://www.rakuten.co.jp/bacchus-m/492685/492687/561550/

このボトルは現地の酒屋でもよく見るもの。

1999 年当時、だいたい 10 ドラクマ = 4.1 円で、レツィーナを酒屋で買うと 1000 ドラクマくらいで買えたから 410 円くらいだったと思う。当時、現地にずっといると 1000 ドラクマ = 1000 円くらいの感覚がしてきたのを思い出す。現地で 1000 ドラクマ出すと日本の感覚で 1000 円分くらい買えるという感じ。それくらい物価が安かった。

2005 年に行ったったときはもうユーロに変わってて、日本円で 700 円くらいだったろうか。旅行しても免税では 3 本しか買って来れないし、輸送費を考えると妥当という感じだろうか。

ということで、多めに発注。

予約でいっぱいの店のボンゴレ

S&Bから出ているレトルトのパスタソース。オリーブオイルベースのいわゆるボンゴレ・ビアンコ。このシリーズは銀座ラ・ベットラの落合務さんプロデュースのもので、僕のまわりのイタリアン好きの間でも評判がいい。

このボンゴレソース、最初レトルトパックのままお湯で温めて食べたら、オイルと水分が分離していておいしくなく、実はしばらく買っていなかった。それを忘れたころまた買ってきて、パッケージに書かれている「こだわりのラ・ベットラ流味わい方」に従い、フライパンにパックの中身をあけてオイルと水分が混じり合うようにフライパンを揺すって温めたら格段においしいソースになった。落合務さんのレシピ本で書かれている通り、きちんとオイルと水分が混じり合ってとろりとする「乳化」状態になるからだと思う。

ということで、このソースを使うなら、ぜったいフライパンで温めるのがおすすめ。

10.55 km, 59'50", 5'40"/km, 678 kcal

# nikeplus のブログパーツが出たので貼付けてみた (2007-07-21)

ひさしぶりに前日の筋肉痛を引きずったまま走った。最近、10 km くらいだとけっこういいペースで走れるなぁと思っていたんだけど、そもそもあんまり密に走ってない + あんまり LSD をしていないからだと気づく。

昨日の今日で 15〜20 km くらい走ると故障が心配な感覚だったので、これくらいの距離になるよう折り返してきた。昨日より少し暑かったような。

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