ハードディスク→ブロック

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先週 PowerBook G4 のハードディスクのバックアップ用に IEEE1394 接続の外付け
ハードディスクを購入。ケースと、ハードディスクを別々に買った方が安いかと思ったら、
一緒になったものの方が安かった。IO DATA の HDA-iA シリーズの 160GB が
ヨドバシカメラで 23,800 円。ただ、中のハードディスクを交換することは想定されて
いないらしく、マニュアルにばらし方も書かれてなければ、外側からネジも見えない。
ケチな仕様。

買う時、目についたのが これ
ネットワークにつなぐと、samba/netatalk の入ったファイルサーバのような役割を
果たしてくれるようだ。ネットワーク経由の増設ディスクみたいなもの。

確か、同じ 160GB の容量で上記の 15,000 円アップの価格だったと思う。
つまりファイルサーバ機能が 15,000 円で買えるということだ。ファイルサーバ用に
PC を買う必要も無ければ、Linux をインストールして samba/netatalk の設定をする
必要も無くて 15,000 円。すばらしい。汎用性が高い分わけのわからない PC に比べると、
ネットワークにファイル置き場をつくるだけの「もの」という感じ、単機能性やシンプルさ
がいい。もちろん、テレビ番組を録画したデータもこういうところに置くし、iTunes で
読み込んだ MP3 もここに置く。

「PC で何でもできます」より、安くて静かで単機能でタフなブロックを部屋に買ってくると
簡単に連携して動いてくれるという時代がすぐそこまで来ている。上記のような
ファイルサーバは、データ置き場として基本的なブロックになると思う。

とすると、次は IEEE1394 外付けケースをばらして新しいハードディスクに入れ替えるん
じゃなくて、ネットワーク接続のハードディスクを買ってくると、使える容量が増えるって
感じになるのかも。イーサネットでつながっているんだけど、PC から見えるハードディスク
の数が増えるんじゃなくて使える容量が増えるというところがポイント。リソースの動的
追加って前から研究されているはずだし。

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このページは、notoが2003年9月 8日 22:56に書いたブログ記事です。

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