既視感

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あるサービスがある分野ですごく歓迎されているみたいだけど、コンセプトが良くても
インプリメンテーションやオペレーションが悪いから根本的にダメということは起こり
得る。受け入れられかたを見てるとそんなことあるはず無いって雰囲気だけど、細部を
見てみるとこれはほぼ必ず破綻をきたすぞという要素が見つかる。単にみんな知らない
だけだし、その分野の他が打ち出しているコンセプトがあまりにお粗末すぎるので、
目がくらんでいるんだと思う。

ここまで書いて、これってこのサービスが対象としている分野だけじゃなくて、
コンテクストを他にも置き換えても起こりそうな話だと思った。そう思うと、
個人的に身につまされる話だ。

本当のところ、インプリメンテーションやオペレーションにはまた別のコンセプトが
必要なんだけど、そういう部分はぱっと聞いただけじゃわからないし、あんまり華が
ないから興味を持たれないんだと思う。

さらに思いめぐらせてみると、自分が具体的に頭においていた件以外にも、あああれもそう
だった、これもそうだったと芋づる式に同じようなケースが出てきた。既視感って
いうのは、だいたいは実際にそれを見てるんだよなと思ったり。

当然のことしか言っていないけど、コンセプトもインプリメンテーションやオペレーション
も、ものごとの両輪なので、同じくらい重要だ。思いつきなんてほんと重要です。
でも、コンセプトだけでおーって思っちゃうのには僕は個人的に心底懲りた、ってことだ。

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このページは、notoが2004年9月14日 00:35に書いたブログ記事です。

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