二年ぶりの祭り

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村上春樹の新作『アフターダーク』。
9/7 が発売日で、珍しく発売日前に店頭で見つけられなかった。

24:00 を過ぎたら深夜営業している書店で手に入るんじゃないかと思い、ウェブを調べて
みたら三軒茶屋の TSUTAYA が 4:00am までやっている。電話してみたら入荷して
ないとのこと。もう少し調べるととなり駅にも深夜営業している書店があり、こちらは
もう店頭に並べてますよとのこと。時間は 23:00 すぎ。自転車で買ってくる。
家に帰って自転車を降りようとすると、同じ建物に住んでいた高校時代の同級生から声を
かけられる。引っ越しが終わったという話を聞き、名刺をもらったので、部屋に戻って
すぐにメールを送って、それから読み始める。24:00。

一晩の物語だとは事前に聞いていたので、これはもしかして物語と同じような時間進行で
読み進めることになるんじゃないか、と思ったが、実際は読む方が早くて 25:30 には
読み終わった。でもまぁきちんと時間は意識の中では小説に表されるように流れたよな、
と思ってみたが、思い返してみるとたぶん本当はもっとゆっくり時間は流れるはずだと
思う。酒でも飲みながら読めばよかった。でもその分濃厚な感じが残ったような。
こういう濃厚な夜もたまにある。飲み過ぎでグダグダな方が最近は多いが。

自分で何かを語って人に読んでもらおうともとりたてて思わないし、これから読む人に
こういう小説だと語るような下世話なこともしたくないので、感想は読んだ人と酒でも
飲みながら話したい。

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アフターダーク、私も読みました。

会社帰りに購入、帰宅まで我慢できず表参道のスタバに入って全部読んでしまいました。
まだ感想を言葉にできるほど消化できていませんが、一気に読み終わって顔を上げると雨がざんざんと降っていて、窓の外を見ながら冷たくなったコーヒーを飲んでいたら涙が出そうになりました。

おお、早い。
ぼくは昨日アマゾンから発送通知が来ていたので、今晩から読めるんじゃないかと思います。

1470円だっけ?どうせなら1500円にしてくれれば、アマゾン送料ただなのに。というのが、現在の感想です。
そういうわけで「翻訳夜話2」を一緒に買いました。

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このページは、notoが2004年9月 7日 02:04に書いたブログ記事です。

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