丹沢: 大山登山 (2006-05-06)

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google で「大山」という語で検索してみると、日本にはいろんな大山 (だいせん、を含め) があってこの語だけで検索してもいまいちだなと気づく。神奈川県央住民にとっての大山 (おおやま) を検索する際は「丹沢」とか「伊勢原」というキーワードを付加した方がよさそう。

個人的にひとつサイトを挙げるならここ
http://www.afuri.or.jp/
大山の登山道は、そのままこの大山阿夫利神社の参道になっている。

ということで久しぶりに登ってきた。

1. 小田急伊勢原駅 (11:15到着) からバスで 30 分
2. バスを降りてからケーブルカーの駅「追分駅」まで徒歩 15 分

終点のバス停が「大山ケーブル駅」なので、バス停からケーブルカーの駅がすぐのように思えるが、実は 15 分も歩かないといけない。

3. ケーブルカーで終点「下社駅」まで 6 分
4. 下社駅から頂上まで「本坂」で 90 分

と言われているが 70 分で到着。登りは負荷が高い運動になるので、ずっと心拍数が高いまんま。体を動かしつづけることになるので最初は暑いんだけど、登るにつれて風が冷たくなってくる。それでも山頂まで T シャツで登れた。しんどいのでこまめに休憩するが、あんまりじっとしていると体が冷えるので、一回の休憩時間が短くなりがち。それで 70 分で登りきれてしまったんだろうと推測。

ちなみにこの区間には「何丁目」という表示がある。下社駅から登り始めると 1 丁目が現れる。で、毎回これって何丁目まであるんだっけ? と思うんだけど、28 丁目までだった。表示に「1/28 丁目」とか、あるいは「1丁目 (全 28 丁目)」とか入れればいいのに。

5. 頂上で昼ご飯 (13:45)

経験的に頂上で体を動かさないでいるとすぐ体が冷えるので、着いてすぐ 2枚ほど着込む。売店でビールが 500 円で売っているので、1缶をうちの奥さんと分けて飲む。何度となく来ているけど、頂上からの景色はほんと格別。

阿夫利神社本社の前のあたりが風が強いようなら、トイレの側に降りると風が弱まったりする。たぶん日によっては逆になるので、お弁当を広げる前に少し歩き回って、展望の良さと風の強さのバランスの取れるところを探した方が良さそう。

6. 頂上から「見晴台」まで東側のルートを降りる

定番かと思うけど、行きと同じ経路じゃおもしろくないので違うルートを降りる。コース案内を見ると 50 分の区間。何時に下り始めたかは時計を見ていないので覚えていない。

下りは心拍数が高くなるような運動ではないので楽だろうと思いきや、すぐにひざがつらくなった。ひざの関節に負担をかけないようゆっくり降りようとするんだけど、今度はひざの筋肉が音を上げてプルプルしてくる。いわゆる「ひざがわらう」状態。そのうち、筋肉だけじゃなくて関節の方からも痛みを感じるようになる。ところどころ、階段状ではない、平地に近いなだらかな斜面になるんだけど、それがうれしいのなんの。この区間が一番つらかった。

風向きや、時間との兼ね合いもあるんだろうけど、下りは冷たい風がずっと吹いていたので長袖着用。

7. 「見晴台」で休憩 (〜15:30)
8. 二重の滝経由で下車まで (〜15:50)

高低差は少ないので歩くのは楽だが、崖沿いを歩くのでちょっと恐怖感のある区間。下社到着後、トイレで Tシャツを着替えてすっきり (けっこう汗をかくので着替え持参がおすすめ)。

9. 下社駅〜追分駅までケーブルカー (16:20〜)
10. 追分駅からバス停まで徒歩
11. バスで伊勢原駅まで (〜17:00)

大山は小学生の頃から何度となく登っているのに、なぜまた登りたいと思ったのか考えてみたんだけど、ひとつはハイキングとして程よい規模であることかと思う。1時間半くらいの登りというのは、ふだん運動しない人間がなんとか気力でこなせる程度だし、大山の場合それに見合った達成感と眺望の良さが楽しめる。高尾山くらいだとなんかいまひとつもの足りなかった覚えがあるし。

もうひとつは、元神奈川県県央住民として毎日視界に入る大山にある程度愛着があるからかもしれない。もっと昔には、周辺住民の信仰対象になっていたという話だけど、なんとなく気持ちはわかるような。

思ったより気持ちよかったので、また片道 1時間半程度の山を探して登ってみたいような気になった。しかし、こうやって振り返ってみると、昨日の下山後のふらふら感がよみがえってくるな。

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このページは、notoが2006年5月 7日 11:38に書いたブログ記事です。

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