グレゴリー ルーファス + ハイドラパック リザーバーセット II 購入

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一般名詞に置き換えると、「トレイルラン用バックパック + ハイドレーションシステム」となる。

渋谷のアートスポーツ (というか OD BOX) でさんざん迷ったあげく、グレゴリー (gregory) のルーファス (Rufous) とハイドラパック (Hydrapak) 2L の組み合わせを購入。

グレゴリーのサイト (http://www.gregory.jp/) の作りの制限により、ルーファスのページへ直接リンクを張って (URL の形で特定して) 紹介することは残念ながらできない。Hydrapak リザーバーセット II は こちら

今回の購入目的は

* トレイルラン用
* ロード (平地) を長く走る時 (いわゆる LSD) の給水用

の 2 つ。

トレイルランの際は、ハイドレーション (飲み水供給) システム以外に、補給食や天候・気温が変わった時のためのウェアなどを入れるため、ある程度容量が必要。一方、ロード用の場合、給水だけできれば良くて、他に荷物はほとんど入れない。このような違いがある。

パタゴニアファンとしては フーディニ・パック (Houdini Pack) というモデルが欲しかったんだけど、これだとロードを走る際、ハイドレーションシステムだけ入れて走ると中が空きすぎて安定しないというデメリットがあるらしい (このモデル、元 Dana Design のデザイナーがパタゴニアに移籍してデザインしたものという噂があるが、ざっと探したところ裏付けは取れず)。

Camelbak の 2L のリザーバー (水を入れる容器) が付いていて、あとほとんどものが入れられないという Camel のモデル (たぶん型落ちのロボというもの) が 7,400 円くらいで売っていて、Camel のリザーバーを買うだけでも4,600 円くらいだったので、まずはこれを買って LSD 用に使い、山を走る時は家にあるドイターの自転車用バックパックにリザーバーを移して使うかとも思ったんだけど、

* Camelbak のリザーバーは、Hydrapak より洗ったり乾燥させにくい。特に僕の場合、汗をかくと脚がつりやすいので水ではなくスポーツドリンクを補給する必要があるが、スポーツドリンクを入れる場合、洗浄や乾燥を怠るとカビが生えがち (糖分が微生物向けの栄養になってしまうんだと思う)。

* Camel のそのモデルは、もともと自転車用に作られたものなので、足で走る場合、フィット感がいまいちとのこと。実際に装着してみると、たしかにそんな感じがする。

という理由からパス。

一方、ランナーズ 2007 年 10 月号の広告記事らしき 31 ページで紹介されているグレゴリーのルーファスは、そもそも容量が Houdini Pack (12 リットル) より小さい 9 リットルで、かつ荷室を絞るコンプレッションコードが装備されているので、ハイドレーションシステムのみ入れて走っても中のぶれはそれほど大きくないらしい。とすると、トレイルランでも、ロードの LSD でも使えるので、僕の購入目的の両方を満たせそう。

さらに、Houdini Pack が登山者向け由来で、ウェストベルトを腰骨にフィットさせて使い、それでも上半身をねじった場合でも動きに追従し拘束感が少ないという設計 (これはこれでパタゴニアらしい機能性!) であるのに対し、ルーファスは肩と胸でフィットさせ、下部ベルトはお腹のあたりに柔らかく当ててブレだけを防ぐという感触が、やはりランナーにとっては気持ちいい。お店の人が、走るところから始めて山に向かう人にとってはルーファスの設計の方が評判が良いと説明してくれたんだけど、装着して動いてみるとその感じはわかる。そう言われてみると、ふだんボトルを持って走る時は腰に巻いて走っているけど、あれ、実はあんまり好きじゃなかったんだなと今さらながら気づく感じ。

ルーファスは、キャメルのリザーバーを使うとバックパックからリザーバーを外さなくても水などを追加補給できるような作りになっている。僕の場合、当面ランの途中で水分をリザーバーに足すことは想定しなくていいので、Hydrapak の方にした。なんといっても袋を裏返して洗ったり、干したりできるのが便利。旧モデルで問題視されていた耐久性も、新モデルで改善されているらしいし。

(後日追記: Hydrapak の 4 回目の使用で水漏れした件については こちら)

というようなことを考えながら、かつ店員さんと断続的に話しながら、そして試着して動いてみながら、たぶん 1 時間以上お店でウンウン悩みながら決めたんだけど、選択としてはこれ以上無いという感じだと思う。次、トレイルを走る時か、LSD する時に使ってみるので、使用感についてはまたその時に。

余談:

スペックを比較しているときに気づいたんだけど、Houdini Pack とルーファスの重量はどちらも同じ 453g で、定価はそれぞれ 13,335 円, 13,125 円。ウェブで調べてみると Houdini Pack は去年には発売されていて、一方ルーファスは最近発売されたばっかり。ルーファスの開発陣は (おそらく有名なトレイルランナーであり、このモデルをプロデュースした石川弘樹さんも)、先行した Houdini Pack のことを意識していたのではないだろうか。

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このページは、notoが2007年10月15日 00:24に書いたブログ記事です。

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