Forerunner 405: ファーストインプレッション

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昨日、風邪がまだ完治してないので途中せきこみつつも Forerunner 405 を着けて 30 分ほど走ってみた。

nike+ でいちばん気になっていた誤差は 10 メートルのレベルでも発生しなかった。ふだん走っている杉並区内の神田川沿いには 500m ごとに距離表示があり、これと見比べてみたが Forerunner 405 の距離表示にずれはなかった。

走っている間に表示されるメイン画面は GARMIN 社が用意している製品画像

の通り、上部の Time 表示がいちばん大きく、次に右下の Distance 表示、最後が左下の Pace 表示になる。個人的には Pace をいちばんよく見るので、できればこれがいちばん大きい表示になるとうれしいのだが、設定項目を見てもこの大きさを入れ替えるのは今のところできなさそう。

上記表示と心拍数表示、Virtual Partner 表示 (= あらかじめ定めたペースより速いか遅いかを表示) はそれぞれ別画面なので、ベゼルをタップして切り替える必要がある。ベゼルのタップは、つまるところベゼルに触れるという行為で、触ってから画面切り替えにじゃっかんのタイムラグがあったり、触れる時間の長さによってか画面が切り替わらないこともあり、操作としてのダイレクト感が少し弱い。ただ Auto Scroll というオプションを使うと、定期的に画面を切り替えてくれる模様。

僕は誤解していたのだが、タッチセンサーがついているのはベゼル部分 (液晶表示の外側の金属部分) のみで、液晶表示スクリーンにはない。ベゼル部分に time/date, training, menu, GPS と表記されていて、そこを長く触れているとそれぞれの機能に遷移する。メニューを操作する際、iPod のホイールインタフェースのようにベゼル部分を時計回り / 反時計回りになぞると、それぞれ下方向 / 上方向にスクロール (= 選択項目が移動) するという仕組み。iPod に比較すると感覚的にはより長めの距離 (だいたい 90 度程度) をなぞらないと 1 項目スクロールしないので、ちょっともどかしい。設定でベゼルの感度は変更できる。ちなみに右上側のボタンで「選択」(= iPod のセンターボタン相当), 右下側のボタンで「戻る」(= iPod の MENU クリック相当) 操作となる。

全体的にソフトウェアで動いている感じというか、まぁ原理的には間違いなくそうなんだけど、ソフトウェアの実行を想像してしまうような動作のもっさり感を時々感じる。触ったら必ずしも即時に反応するという感じではない。反応しているのかどうかわからない部分があるので、少々うるさいが Key Tone は on にしておいた方がわかりやすそう。

とはいえ、全体的に満足度は高い。なんといってもシューズの加速度センサで距離を推測するのではなく、GPS の定期的な測位で距離を計測していくというダイレクト感がいい。ちなみに owner's manual の History の項には

Your Forerunner automatically saves history when you start the timer. The Forerunner can record up to 1000 laps and approximately 20 hours of detailed tracklog data (when recording approximately 1 trackpoint every 4 seconds). Tracklog data includes your GPS position (if available) and accessory data such as heart rate data.
と書かれており、だいたい 4 秒ごとに測位しているのではないかと推測される。

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連休中は、実はとある雑誌原稿を書くことになっていて、ほとんど休暇らしいことができない。仕事と考えるとしんどいが、まぁこれもチャンスなので久しぶりの原稿書きを楽しもうと思う (=「Pain is inevitable. Suffering is optional.」的思考)。

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このページは、notoが2008年5月 4日 13:26に書いたブログ記事です。

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