だんだん寒くなってきて、トレイルランの前後の移動にはフリースなどを着たい季節になってきた。こうなると行き帰りの衣服や着替えなど荷物を全部背負って走るには、グレゴリーのルーファスでは容量不足。そこで購入したのがドイター (deuter) のアドベンチャーライト 20。
モデル名の通り、容量は 20 リットルで、2.1 リットルのキャメルバック・オメガリザーバーの他、ユニクロのフリース、ウィンドブレーカーのパンツ、モンベルの U.L. ウインドジャケット、着替えの長袖 T など入れてもまだ少し余裕がある感じ。重量は 620g。
おとといの陣馬山トレイル試走で初使用。背負って走ってみると、さすがにルーファスよりは多少揺れる。ルーファスが背中に完全に面で接しているのに対し、アドベンチャーライトはドイター独自のエアストライプシステムを採用しているので、上下方向の線 2 本で背中の左右に接している感触。設置面が小さいため多少すれてゆれるが、その分汗はたまりにくい。去年の陣馬山試走では、背中からの汗が大量すぎてハイドレーションパックが破れたかと思ったくらいだが、今年に関しては多少ランパンが湿る程度で済んだ。
ウェストベルトにポケットも付いているが、ルーファスに比べると小さく、ものもそれほど入らないし、位置も腰の横から後ろの方で出し入れしにくい。ただ、無いよりはだいぶ便利だと思う。バックパック本体の左右にメッシュポケットもあるが、ぎりぎり 500ml ペットボトルが入るかどうかのサイズで使い勝手が悪い。この辺は、トレイルランでの実用テストを重ねたというルーファスと大きな違いがある。
とはいえ、値段は ICI 石井スポーツ店頭の会員価格で 8,000 円ちょっと。グレゴリー ISO (20L / 700g) や Black Diamond RPM (26L / 570g, ウェストポケット無し) に比べるとかなり安いので、その分を加味するとまぁ満足できる内容かなと思う。