山下達郎の「三種の神器」

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昨日届いた山下達郎ファンクラブの会報に「フィフス・アヴェニュー・バンド」という文字があって、検索してみたら Amazon.co.jp で試聴ができる。

いいなぁ、欲しいなぁと思いながら、このバンドについて検索を続けるとこのページへたどり着く。山下達郎好きの人たちがやっている circustown.net。このページによると、このバンドはシュガー・ベイブが最も影響を受けたグループとのこと。アルバム「Songs」と比べるとまんまそのまんまな内容ではないけど、でも間違いなく好きな感じのアルバムなので買うことに。

で、このページによると、上記バンドの中心的な役割を果たしている Peter Gallway による 2 枚のアルバム

も加えて、山下達郎に「三種の神器」と言わしめた名作らしい。Amazon のフィフス・アヴェニュー・バンドのアルバムのページの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」に両方ともきちんと出てきている。

この 2 枚についても試聴すると、やっぱりいい。残念ながら山下達郎そのまんまでは決してないんだけど、自分の中にあるちょっと古い海外のロックの良いイメージに重なる部分もあって (どちらかというと自分の中では「ロック = 自分の好きじゃない音楽」という印象の方が強いんだけど)、今日みたいな日曜にリラックスして聞くのにすごく良さそう。

最初は個々の印象がぼやけないように 1 枚ずつ買ってじっくり聞きたいなと思っていたが、どう考えても全部欲しいもので忘れたくないので一気に購入することにした。

やっぱり「影響を受けた」と聞くと、まんまそのまんまなアルバムが出てくるんじゃないかと期待してしまい、だいたいは「全然似てないじゃん」と非寛容な感想をもってがっかりして買わないことが多い。今回は「それほど似てないけど、こういうのも自分が持っていない音楽でいいな」という印象が残って、結果こっちの方がうれしかったり。「ルーツをたどる」的な音楽な聞き方としてはとてもラッキーな、意外と多くない瞬間で、あーこういうの久しぶりと思った。

ということで、山下達郎好きの友人に向けてこのブログを書いてます。
あと circustown.net リスペクト!

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このページは、notoが2008年12月21日 11:38に書いたブログ記事です。

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