Linux, Solaris, FreeBSD では Wnn6 (以降) を使えるが、Mac OS X では使えなくて
悲しい、というか Emacs でふだん文書作成する身としては危機的状況と言っていいかも
しれない。skk は Emacs ユーザに評価が高いが、個人的に文章を書くという行為に
すんなり入れなかった経験があり使っていない。せめて昔売っていた Wnn4 用の岩波辞書が
あればいいのだけど、ウェブで検索した限りでは入手できなさそうだ。
FreeWnn/Wnn4.2/Eggを賢くするものたち
http://www.remus.dti.ne.jp/~endo-h/wnn/
僕が使っている FreeWnn-1.10 + a1 パッチでは、ディレクトリ名からして pubdic+ では
なく pubdic が付属しているようだ。FreeWnn-1.1.1-a020 のソースツリーを見ると、
こちらには pubdic+ が付属しているようだ。辞書ファイルの行数を調べても、上記サイト
から入手できるものとほとんど同じ。まず、この区別を付けるのに手間どった。
gerodic はどちらのバージョンでも contrib としておさめられているが、デフォルトでは
インストールされない。
上記サイトの pubdic+-sup-1.14 は、中身を覗いたところ個人的に使いたいと思ったので
インストールしてみた。
最近では、Anthy という新しいエンジンもあるようだ。今度使ってみたい。
根本的には、Mac OS X のことえりや Atok のエンジンを Emacs からも使えるようにする
べきなんじゃないかと思う。アプリごとに漢字変換を使い分けるのは不自然なので。