メガネを通して夢を見る

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メガネをかけるとメガネの縁が見えて、視野の内よく見える部分というのは全視野より狭い。

最近、夜眠る時見る夢も、このよく見える部分が全視野より狭い、つまりメガネをかけている見え方になっていることに気づいた。夢から覚めて、メガネは当然していなくて、まわりを見渡してその視野の狭さが無いことを確認して、それであらためて気づく。

これは、昼起きているときのものの見え方が、脳だけで見ているはずの夢に反映されているということなんだろうか。

大学に入ってメールやレポートなどを大量にローマ字入力するようになった最初の頃、頭の中の言葉が全てローマ字に (= ro-majini) バラけていくのが気持ち悪かった。ひらがな 1 文字がだいたいアルファベット 2 文字という対応関係で。なんかそれに近い感じ。やっぱり道具によって自分の中の脳みそは再構成されていくんだろうか。というか、道具のデバイスドライバが脳みそにインストールされて、それがなじむまで違和感が続くというか。

実際、メガネを常時かけるようになって、始めは起きている間も視野の狭さが気になっていた。最近だいぶそれが気にならず、意識にとって透明な (トランスペアレントな) 存在になってきたんだけど、その次の段階がこれとは。

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このページは、notoが2006年10月 2日 01:35に書いたブログ記事です。

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