ランニングシューズを専門店で買おう

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ランニング中、足にかかる着地衝撃は体重の 3 倍と言われている。1 回につき 1 時間とか 10km とか走るようになると、累積的に足にかかる負担はかなりのもの。これくらいしっかりとジョギング / ランニングをするようになったら、できればランニング用品専門店で相談してシューズを買うのがおすすめ。

僕は B&DTFR 代々木店 を愛用している。シューズは、月間走行距離とかキロ何分台で走れるかなどの条件でどんなモデルが適しているか決まっているが、この店は他のランニング専門店より、足に負担が少なくなるよう少し厳密めにシューズを紹介しているのが特徴的。というのもランナーはついつい上級者向けの軽いシューズを選びがちなんだけど、実力以上のシューズを使っていると故障しやすいから。上野, 桜木町, 本厚木, 藤沢などにも店舗があるので、近くの店舗を見つけて行ってみるのがおすすめ (店舗一覧は こちら)。

たぶん、最初は (キロ 4 分台で走れるくらいでなければ)、

* asics GT-2120 New York
* Mizuno ウェーブ ライダー 10
* Nike Air Structure Triax+ 10 (nike+ipod 対応モデル)
* New Balance M964

などをすすめられるはず。

たぶん、シューズに求められる能力として衝撃吸収性 = クッション性は誰でも思いつくと思うけど、もちろんこれらのモデルのクッション性はいい。 走り始めの頃は体重が重かったりするので、多少重くてもソールが厚くてクッション性が高いシューズが重要。さらに、ソールの幅が広くてがっしりとした作りになっており、足のサポート性も高く、脚が前後左右にぶれにくいようになっている。

最初はフォームも安定しないので、どうしても脚の動きがぶれやすい。変な方向へ傾くようなクセがあると、膝などの関節にも負担がかかる。特に人間、2 時間も継続して走っていると、どんなにトレーニングしていても土踏まずのアーチがペタンと平坦になってしまい、足で受けた衝撃が膝など上部に伝わってしまう上、膝も内側に傾きがちになる。そういう状態で走っていると、膝に無理な力がかかるので、痛みが発生したり故障につながる。

長い間継続的にトレーニングを積んでいくと脚の筋肉がつくので、ぶれが少なくなるし、ぶれ自体を筋肉が吸収してくれるが、最初はそういうことを期待できない。なので、ぶれが生じにくいシューズが必要となってくる。

ふだんカジュアルなシューズで走っているなら、こういうシューズに足を入れて店内を歩いたり軽く走ったりしてみると「足が守られている」という安心感を感じると思う。それくらい違う。

ちなみにこのへんのシューズに求められる機能の話は、B&D の店員さんに詳しく説明してもらって知った。とにかく丁寧に教えてくれるし、TFR 代々木店だと足形も 3 次元で測定してくれる。

他にも B&D では、試しばきの際に靴ひもの締め方も教えてくれる。上記の脚全体のぶれを防ぐ効果を最大化するには、足の動きと靴の動きの間にもぶれが生じないようないよう、一体化させることが必要。そのためには、普段ばきのスニーカーとは異なった、意外とタイトな締め方が必要となってくる。靴ひもを緩めずにシューズの脱ぎ履きができるような状態など、もってのほか。

あと、先述の通り、ランニングにおいてはシューズ以上に筋肉が衝撃吸収剤になる。スクワットなどの筋トレや、プロテインを飲むのも、この意味で故障防止に有効。「プロテインなんて人工的なものは...」と言う人もいるけど、原料は牛乳や大豆であったりするし、コンスタントに走っている状態で飲み始めるとおもしろいように筋肉がついていくので、走力も向上させやすい。ちなみに、マラソンのように持久力が要求されるスポーツの場合、大豆由来のソイプロテインの方が合っているらしい。吸収がゆっくりなので、脂肪にもなりにくいらしいし。

ということで、故障をできるだけ少なく走り続けるには、まずはいいランニングシューズ、次に筋肉作り!

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このページは、notoが2007年4月22日 23:10に書いたブログ記事です。

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