大きなディスプレイを複数で使う

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24 インチディスプレイ 2 枚使いの友人からトラックバックをもらった。
http://www.grid5.net/blog/archives/2007/08/04/dell2407wfp/

某社では 24 インチ 2 枚使いがデフォルトだけど、3 割近くは縦設置 x 2 で使っているという話。さらに続々と 30 インチが導入されているとか。

正直 30 インチって考えたことも無かったけど、Dell のだと 2560x1600 の解像度で 208,950 円らしい。

僕は仕事場では Dell 20 インチ縦設置 (1200x1600) + MacBook ディスプレイ (1280x800) なんだけど、30 インチの縦 1600 はこの 20 インチ縦設置と同じ。正直高さ 1600 ピクセルあると、プログラム書くのは相当はかどる。で、横 2560 ということは 20 インチ縦設置 2 枚より広いわけね。まぁかなりいけてますな。でも、個人で買ったり、今の会社で買ったりの場合、費用対効果重視なので、きっと 20 インチ (42,800 円) 2 枚買うと思うけど。

で、24 インチ 2 枚だと横置き 2 枚で 3840x1200, 縦置きで 2400x1920。まぁ横置きだと端から端が遠いなという感じはすると思う。机のスペースも必要だし。

一方縦置きは、縦が 1920 って?!
想像つかないので自分のディスプレイを縦設置に変更。

emacs (= エディタ) のバッファなが! (= 長!)

ただ、これだと emacs を出して、右側に重ねずにブラウザなど出せないので実用的じゃない。幅 1200 ってブラウザ 1 枚には大きいし、かといってエディタと並べられないし、って感じなのね。

それよりさ、なんというか、この行数は最近の人間が今まで経験してきた行数じゃないと思うよ。ふだん使っている emacs の設定でバッファに 123 行入る。ミニバッファなんかも含めると 125 行分表示できる。本や雑誌でもこういうのってあんまりないんじゃないだろうか。新聞だとレイアウト違うし、縦書きだし。強いていえば昔の巻物だろうか。

これくらい縦に長いと上にブラウザを広げて、下にエディタとターミナルという配置も可能。なんたって、縦 1920 の半分は 960 で、半分でも 1024x768 の一般的なノート PC のディスプレイより縦が長いということだもんな。

まぁ、いずれにせよ 24 インチ 1 枚を縦置きするというのはあり得ない、まったく気持ちよくないということがわかった。上端を見る時かなり上を見るし、まぶたも開きやすいのでドライアイになりやすいと思う。威圧感も感じる。座った時前席の人が見えないというパーティションより高い。縦置きで 2 枚置いた状態を想像してみても、なんかうれしいというより落ち着かない感じがする。まぁただ横が 1200 のものを 2 枚というのは、ディスプレイとディスプレイの境界が気になりそうな感じはわかる。とすると 20 インチ縦設置 2 枚より 30 インチの方が、というのもわかるような。

とにかく落ち着かないのでこのへんでディスプレイを横設置に変更。なんかほっとする。

なんというかエンジニアのディスプレイに対する際限ない欲望を満たしてみる某社というのは、あいかわらず広大な実験室というか... スゲーなと思うけど、過剰なのも思ったより心地悪いのかもしれない。まだ 24 インチ 1 枚で快適と言っている自分はそういう実験室に比べると感覚的に追いつけてないのかもしれないけど。

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コメント(4)

上下の視点移動が多いとドライアイになりやすそうというのはまさに同意見。

ぼくの使っている 3840 x 1200 も、右端のシェルで
作業していると、左下端にある IRC のウインドウや
左上端の gkrellm は視界に入らない。

眼鏡をかけていて、周辺視野もせまいし、っていうのも
あるだろうけど。

富士ゼロックスの JStar とか(の一部のモデルかな?)、
いくつか縦長のモニタを持つコンピュータってあったけど
あんまり普及はしないね。

よくいわれるように、目は横に並んでいるし、
縦に長いより横に広い方が理にかなっているってことかね。
6 枚とかを使うトレーダの気持ちはわかりませんが、
2 枚くらいは多くの人が有用性を見いだせるでしょうね。

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このページは、notoが2007年8月 8日 22:16に書いたブログ記事です。

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