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荷物の重量チェックは厳密で 5kg/人 を超えると確実に追加料金をとられる。行きは 3kg, 帰りは 4kg 分とられた。
搭乗する際はここで二列に並び、ポケットの中のものをドアのところにおいてあるトレーにのせ、金属探知器でのボディチェックを受ける。かばん類はひらいて中を見せる。X 線の検査はなし。たかだか乗客 19 人だし、機体性能からしてもそんなに遠くに行けないので、テロの対象にするメリットはそれほどなさそうな気がするから、こんなもんかなと思う。
出発便表示だけがちょっと空港っぽい。小学校夏休み期間の木曜だったけど、神津島行き 3 便めは運休になってた。神津島は霧が出やすく「天候調査中」表示が出ていて心配していたが、霧の場合は調布に引き返すことを条件に離陸することになった。
ターミナルビルを出て撮影。なんかのんびりした風景。
これが管制塔。 ビルの 5F くらいの高さだろうか。右側には味の素スタジアムが見える。
いよいよ搭乗。ドルニエに近づく。
係員に名前を呼ばれ、その順で前から着席していく。
この日は 1 席を除いてほぼ満員。左側 1 席、右側 1 席の配置。最後尾のみ横 3 席。僕は進行方向右側の席で、最後尾から 2 番目。機内で写真を撮りまくっていたら電源を切ってくださいとドアを閉める係員に注意された...
滑走路に向かい、定位置で停止。ブレーキをかけたままエンジンの出力をあげているのか、機体がぶるぶる揺れだす。猫がジャンプの前にお尻をぷりぷりさせるみたいな感じ。ブレーキを解放すると加速し、あっという間に離陸する。さすが、滑走路の長さが短くて済む飛行機。
飛び立つと多摩川などが見えるが、高度が低いところでもけっこう風にあおられて揺れるので生きた心地がしない。というか、乗り馴れたボーイングなんとかとか、エアバスなんとかに比べるとまだこの飛行機を信じられていないというか。ジェットコースターみたい。後から聞いたところ、うちの奥さんはこの時間はかなり手に汗を握っていたらしい。
以下、ある程度安定してから、窓から撮った写真。
住宅ばかりでわからないんだけど、多摩センターとかの近くだろうか。
このインターチェンジの料金所の屋根を拡大してみると「横浜青葉」と書かれている。
この辺もそうだけど、目印になるものが無い (あるいは知らない) ので、どこを飛んでいるのかわからない。ほんともったいない気分になる。Augmented Reality のガイドが窓に表示されるようになればいいのに。
海が見えてきた。
右下に藤沢駅近辺が映っている。
江ノ島!
湘南海岸の先の方に相模川の河口も写っている。とすると、その手前が茅ヶ崎、向こう側が平塚だろうか。
しばらく海。雲を眺めたりして過ごすけど、やっぱり陸上に比べると単調な景色。
コンテナ船が見えた。
うしろから 2 番目の席の左側は出入口で窓がない。うちの奥さんは高所恐怖症なので、結果的にこれでよかったみたいだけど。
神津島に近づいて雲の中を飛ぶと、足下の空調から白い煙が。きちんと吹き出し口近くに「湿度によっては白い煙が出ます」という表記があるので、びっくりはしない。
たぶん神津島灯台。
着陸寸前の神津島の景色。
この後、旋回しているなと思ったらすぐ滑走路が見えて着陸。まっすぐな状態を保って着陸するより難しそうだし、やっぱり操縦がうまいのかな、と思ったり。ちなみにこの飛行機、有視界飛行しかできないらしくて、5km 先までの視界が必要なんだとか。
神津島空港ターミナル。調布飛行場のより立派。
時刻表上の所要時間は 45 分だが、たぶん定刻の 10 分前には到着していたと思う。出発自体早かったのかもしれないが、あまり時計を見ていなかったのでわからない。